高専逆求人に参加した話

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12/23(水)に高専逆求人フェスティバルに参加してきました。 今後参加する人の参考になればと思いながら記事にしてみます。

きっかけ

元々、逆求人の存在は知っていて4年生になったら参加してみたいなぁーと思っていました。 自分の気持ちの中では進学60%, 就職40%くらいの割合でそんな中途半端な人間が参加しても迷惑にならないかな...と思いつつ中の人にコンタクトを取ってみると大丈夫だと言われたので参加を決意。12月に入ったくらいのことだったと思います。 進学を軸に取りつつ、惹かれた企業があれば就職してもいいってスタンスで臨みました。

登録

逆求人フェスティバルに参加するためには、逆求人のサイトにアカウント登録し、 Screenshot 2015-12-26 at 12.19.58
自己紹介ページを記入します。 Screenshot 2015-12-26 at 12.23.32
そして、参加したいイベントに登録。
今回は高専限定の逆求人なので、それに登録します。 Screenshot 2015-12-26 at 12.25.11
しばらくすると、担当の方から連絡がきますので、Skypeで通話しながら自己紹介ページの添削をして頂きます。2回目の通話で、修正した自己紹介ページの確認と、当日用のプレゼンのスライドの添削をして頂きます。 (スライドの一部) Screenshot 2015-12-26 at 12.28.19
他の参加者の自己紹介ページやスライドも「PR検索」から閲覧できるので参考にしてみたらいいかもしれません。

会場に向かう

東京に慣れている人なら問題ないですが、初めての人はちゃんと下調べしておいた方がいいかもしれません。田舎には自動改札なんてないですが、東京は乗り換えも多いし、Suicaとかを販売機で買っておくこと。あとはGoogleMapでなんとかなりますが、UIに慣れてないと戸惑うかも。あと、GPSは地下では使い物にならないので地下鉄乗るときとか要注意って感じですね。 CW0KyhIUsAApCGn

前日入りしていたので、ホテルで友人とプレゼンの添削をし合いました。
山口だったらどこ行っても売り切れてる華もちを一発目のコンビニで見つけました。さすが都会 CW2HTpgVAAMKZvw

会場につく

会場についたら受付をして、自分のブースに座ります。
右隣のブースがパソコン甲子園のときからの沖縄高専の友人で、左隣が一緒に山口から来た友人だったのでかなり心強かったです。並びはあいうえお順だったのでたまたまだったのですが。
時間になるまで、用意された名刺を切ったりして準備をします。

名刺交換

参加者同士で名刺交換の練習をした後、企業の方々と名刺を交換します。で、ちょっとびっくりだったのが、名刺を交換するだけでなく、簡単なお話もこの場で行われたこと。自己紹介の他に会社の紹介があったり、自分の技術紹介を求められたり。さっと終わるものと思っていたので心構えができてなかったです。

昼休憩

名刺交換が終わったら昼休憩です。
僕は山口から一緒に来た友人と、沖縄高専の友人とでつけ麺を食べました。沖縄高専の寮はポイントを稼がないと生き残れないらしい...。 早めに帰ってきて時間があり、せっかくだったので他の参加者との交流も深めることに。
他の参加者のブースまで足を運んで「何してるんですか〜?」「緊張しますねー」「どこからきたんですか?」とかお話してるうちに参加者全員の名刺を集めちゃいました。名刺を30枚分準備してくださるのですが、企業の方にお配りすると、他の参加者全員には配れないので、自分で用意した名刺をばら撒いてました。

面談

午後からいよいよ面談が始まります。全部で1回30分の6タームあります。
最初から自分のプレゼンで始まることもあれば、雑談を挟んでからプレゼンを始めたりと企業によってまちまちでした。
一応、自己紹介のプレゼンは5分程度ということでしたが、たぶん僕のプレゼンは7分越えてたかな...。プレゼンの内容は自分の開発スタイルや考え方がどのように変化してきたか、その変化の過程でどのような作品が生まれたか、という流れでお話をし、最後に今後はこのようなスタイルでモノづくりをしていきたい、ということを述べました。作ってきた作品はもちろんでしたが、作品を作る上での考え方というか、哲学的なところへの反応も良かったのが以外でした。そのおかげ(?)か、技術的な話うんぬんよりも、哲学的な話で盛り上がっていた気がします。 スライドを作る際、人事の方を意識して技術的な細かいことは省いて作りましたが、面談の相手次第で臨機応変に説明しました。相手がガチガチのエンジニアだったら技術の細かい話をしたりとか、人事の方だったら作った作品の素晴らしさを語ったりとか。体感で人事とエンジニアの方が半分半分だった気がします。
残りの時間の使い方は企業の説明をしてくださったり、業界のお話を聞かせてくださったり。30分って長いんですけど、話すネタは尽きませんでした。

自分のブースには、パソコンとタブレットを持参していました。パソコンはプレゼンとデモ動画再生用、タブレットは作品の実機デモ用です。 僕は名前を覚えやすい方ではないので、パソコンの後ろに面談相手の名刺を隠して名前や企業名を確認していました。本来なら面談する企業さんの下調べをしておいた方がいいかもしれませんが、初めて聞いた企業さんかつよっぽど気になったところだけWebページを覗いただけに留めてました。

あと、水は必須です。30分喋り尽くすので水分あった方がいいですよ。僕は持参していた水を切らしていたので長めの休憩のときにリフレッシュも兼ねて友人と自販機に行きました。

懇親会

面談が終わったら、同じ参加者や企業の方と懇親会です。
懇親会の最初で感想お願いしますって振られたのが一番緊張しました笑 夜行バスの時間があって30分しか居られなかったのが少し残念でした。

印象に残ったこと

企業の方と面談をしていて、心に残った会話があります。
「自分が何をしたいかというのも大事かもしれないが、自分がしたいことや企業のやってることが10年後一緒かと言われればそうでもない。そもそも流れの早いIT企業だからその会社に居続けているかも分からない。君は新卒になるわけだ。なら、『どの企業なら君に成長を与えてくれるか』という目線で選んでみてもいいんじゃないか」 という言葉です。なるほどなぁ、と思いました。 CW0KyhJUYAAul0T

評価シート(G-Value)

逆求人終了2〜3日ほどで、企業の方からの評価シートが届きます。自社マッチ度、ポテンシャルなどが数値化され、企業の方からのメッセージも見ることができます。
ちなみに、参加学生側も面談した企業さんの評価を書いて提出します。その企業のビジョンはどうかなどの項目があった気がします。

今後

そもそも就職するか進学するかもまだはっきりとしてない(ちゃんと進学の勉強はしている)ですが、一つ思ったことがあります。それはやっぱりBtoCを仕事にしたいっていうことです。企業の方と面談をする中で改めて気づいたのが作品を作って、ユーザーに触って頂いたり遊んで頂いたり、感想などのレスポンスが直接自分に返ってくるということが自分の生きがいであり、モチベーションに繋がっていました。企業の中には「BtoBtoC(企業対企業なんだけど、回り回ってユーザに伝わる)」というところもありましたが、僕は単にBtoCをしたいんじゃなくて、その結果返ってくるレスポンスが欲しいんだろうなと。あとは、最初は大手で仕事していきたい。後々、転職してベンチャーに行くのは全然ありだと思っています。ただ、大手で経験を積めるのは新卒じゃないと厳しいかなぁって。よっぽど技術があればステップアップして大手に転職もできるんでしょうけど。将来的にはベンチャーとかで自分のしたいことを突き詰めていくにしても、一度しかない人生の中で大手からの視野や経験を学んでおきたいと思いました。

感想

逆求人、めっちゃいいですよ!
参加しようかどうか迷ってる人は、ぜひ参加してみることをおすすめします!